ロケットX3ってサイズ感はどう?
シエロX1とどっちを選べばいい?
ロケットX3の口コミをまとめてみました!
一番の特徴は、跳ねすぎないこと
- 反発がマイルドで、最後まで安定したペースを刻める
- カーボンに脚をもっていかれる感覚が少ない
- 同じHOKAのシエロX1は「硬くて攻めた一足」、ロケットX3は扱いやすさを選んだ一足
- 前作X2から約10g軽くなり、4,400円値下げ
ロケットX3とシエロX1 3.0の違い
| ロケットX3 | シエロX1 3.0 | |
|---|---|---|
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| 価格 | ¥30,800 | ¥27,50021%OFF |
| カーボン | 全面+ウイング付き 横ブレを止める向き | 全面 硬く反発重視 |
| 走行感 | 暴れない 同じペースを刻める | 攻めた走り 踏める人だけ速い |
| クッション | 上が柔らかく下が硬い 脚が削られにくい | 硬め 接地が強く返る |
| フィット | アッパーが柔らかい 後半むくんでも痛くない | 足を固める作り シビア |
| サイズ感 | やや小さめの声 HOKA慣れなら普段どおり | 普段どおり |
| 重量 | 227g | 228g |
| 向く人 | 35km以降に フォームが崩れる方 | 前足部で 踏み込める方 |
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※価格は2026年10月11日時点のAmazon価格
同じHOKAのカーボンでも、狙いが逆です。シエロX1は踏み込める人の力をそのまま速さに変える1足。ロケットX3は、崩れそうな走りを最後まで持たせる1足です。
フルマラソンの後半でフォームが崩れる自覚があるなら、迷わずロケットX3。前足部でしっかり踏めて、記録を攻めたいならシエロX1です。



HOKA好きのランナーとして、別のモデルとの違いをまとめました。
ロケットX3の基本スペック


2025年7月2日発売。前作ロケットX2の35,200円から、30,800円へ値下げされています。
| 価格(税込) | 30,800円 |
| 重量 | 227g(28cm)/197g(26.5cm実測) |
| スタックハイト | 前足部34mm/かかと41mm |
| ドロップ | 7mm |
| ミッドソール | 2層のPEBAフォーム |
| プレート | カーボンファイバー(ウイング状) |
| アウトソール | Sticky Rubber |
| アッパー | シングルレイヤーワープニット |
前作X2からの変更点


ミッドソールは前作と同じ2層のPEBAフォームですが、上側のフォームがより柔らかくなりました。柔らかいほど脚へのダメージは減りますが、地面を押したときの返りは鈍くなります。X3が「跳ねない」と言われるのはここが理由だと思います。
ドロップは5mmから7mmへ。かかとが高いほど勝手に前へ転がってくれるので、後半に脚が止まって失速するタイプの方にはこの2mmがよく効きます。逆に前足部で踏み込んで走る方には、少し余計に感じるかもしれません。
アッパーも変わりました。前作はハリのある硬い素材でしたが、今作は柔らかい素材です。足あたりが優しくなっています。
レース用は「硬いアッパーで足を固める」のが定番でしたが、30km以降は足がむくんで当たりが出ます。柔らかいアッパーはフルマラソン後半で効いてくる変更です。
厚底の規制を気にせず選べるのは地味ですが大きい点です。記録を狙う大会に出る方なら、ここを確認してから買う価値があります。
ホカを履いているインフルエンサーの記録と完走から使用感も伝わります!
サイズ感はやや小さめ
実際に履いた方の声を並べると、こうなります。
| ユーザー | 判断 |
|---|---|
| 25.5cmでジャストフィット。HOKAは全部25.5で合う | 普段どおり |
| 普段26.5だが、小さめに感じた | 小さめ |
| いつもよりハーフサイズ上げた | ハーフアップ |
| 幅はほぼ同じ。長さが2mm短いかも。でもハーフ上げるほどではない | 微妙 |
「小さめ」と感じる人が多い一方で、HOKAを履き慣れている人は普段どおりで合うという声もあります。
HOKAはモデルが変わってもサイズ感がぶれにくいブランドです。普段からHOKAを履いている方は、いつものサイズで大きく外さないと考えています。



初めてHOKAを履く方は、ハーフサイズ上げて選ぶと失敗しにくいです。
試着できるなら必ず試す
レース用のカーボンシューズは、普段履きよりフィットがシビアです。少し大きいと足が中で動き、少し小さいと後半で爪が当たります。どちらもフルマラソンでは致命傷になります。
カーボンは足とシューズが一体になって初めて反発を返してくれます。中で足が動く時点で、3万円払った意味が半分なくなります。
ネットで買うなら、返品できるショップを選ぶことがオススメ。
公式:HOKAオンラインショップなら送料無料で初回割引あり!
走行感は「安定して扱いやすい」


口コミを読み込んで、評価が集まっていたのはこの3点でした。
- カーボンなのに足元が暴れない
- 最後まで同じペースで刻める
- 脚へのダメージが少ない
理由はミッドソールの作りにあります。上側が柔らかく反発するフォーム、下側が硬くて安定するフォーム。その間にウイング状のカーボンプレートが挟まっています。
この組み合わせが、反発を出しながら足元のブレを抑える構造です。カーボンシューズにありがちな「グラグラして怖い」感覚が出にくいのはここが理由です。
ここは私がいちばん評価している点です。
私はマジックスピード4で、カーボンの反発に脚が負けてハムストリングを肉離れしました。
カーボンで怪我をする原因は、反発の強さそのものではありません。脚が耐えられない状態で跳ばされることにあります。
カーボンは全面。ただし「跳ばす」より「ブレさせない」ための形


カーボンプレートは、かかとからつま先まで通ったフルレングスです。半分だけのタイプと違い、接地から蹴り出しまでプレートが働き続けます。
特徴的なのはウイングです。前足部の幅いっぱいまでプレートが広がっていて、足裏を横から支える形になっています。カーボンシューズは蹴り出しの瞬間に足が内外へ逃げやすく、そこで力が抜けます。この張り出しは、その逃げを抑えるためのものです。
つまりX3のカーボンは、前へ跳ばすためではなく、横にブレさせないために使われています。「反発が物足りない」という評価が出るのは、設計の狙いがそもそも違うからだと考えています。
フォームも同じ考え方です。プレートの上が柔らかい層、下が硬い層。足に当たる側は柔らかくして脚を守り、地面に近い側は硬くして土台をつくる。バネの強さで押し出すのではなく、沈み込みを止めて返す作りです。
海外のレビューでは、荷重をかけたときに側面(特に外側)がつぶれる、かかと接地のランナーには安定感が足りない、と書かれていました。ウイングが効くのは前足部なので、かかとで着く走り方だと恩恵を受けにくいのだと思います。
3万円を出してから気づくには痛い部分です。自分がどこで着地しているか分からない方は、今履いているシューズの靴底を見てください。かかとの外側だけがすり減っていれば、かかと接地です。
ただし、ここは評価が割れています。口コミを集めると、海外と国内で言っていることが逆でした。
| かかと周りの評価 | |
|---|---|
| 海外のレビュー | 荷重で側面がつぶれる。かかと接地には安定感が足りない |
| 国内のレビュー | 前作よりかかとが安定し、ホールド感が高まった |
ホールド感はアッパーが足を包む力、横の安定はミッドソールが荷重でどうつぶれるか。別々の話なので、どちらも本当だと考えています。「かかとはしっかり固定されるが、体重がかかったときに土台は少し沈む」というのが実際のところだと思います。
- ミッドフット〜前足部で接地する方 … ウイングが効いて、後半の失速が減る
- かかとから接地する方 … 恩恵が薄い。土台の沈み込みが気になる可能性あり
逆に言えば、ミッドフットから前足部で接地する方にはかなり合う1足です。自分の接地がどこかを一度確認してから選んでください。
跳ねるシューズではない
ナイキやアディダス、アシックスのトップモデルと比べると、軽さでも反発でも一歩譲るという評価が目立ちます。「他社と比べて特徴が薄い」と書いている方もいました。
ですが、この評価は見方を変えるとプラスに転びます。
- 跳ねない=暴れない。シューズに振り回されず、自分のリズムで刻める
- フルマラソンの結果を決めるのは速さより同じペースを続けられるか
- 35kmで脚が終わる人には、跳ねる1足より暴れない1足のほうが記録につながる
「特徴が薄い」という口コミは、裏を返せばクセがないということ。レース本番で冒険したくない方には、むしろ強みです。
安定したリズミカルなピッチで走れる方にオススメ
HOKAが苦手な人の評価が変わった
柔らかいミッドソールを好むランナーの中には、HOKAを敬遠してきた方がいます。安定性は高いが硬い、という印象があったからです。
そうした方が、ロケットX3について「以前のモデルより柔らかく弾む。扱いやすくなった」と書いていました。
クリフトンもリンコンも、世代が上がるたびに柔らかく軽くなってきました。「HOKA=硬くて安定」という昔の印象で敬遠している方は、一度履いてみる価値があります。
シエロX1・マッハX3との違い


サブ3を狙うHOKAのシューズは3足あります。重さはほぼ同じでも、走り味が別物です。
| 項目 | ロケットX3 | シエロX1 | マッハX3 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 30,800円 | 33,850円 | 約20,000円 |
| 重量 | 227g | 228g | 約263g |
| プレート | カーボン | カーボン | PEBA |
| ドロップ | 7mm | 7mm | 6mm |
| 性格 | 安定・扱いやすい | 硬い・攻めた走り | 接地感・手堅い |
| 向く人 | 最後まで同じペースで刻みたい | 前足部で踏み込める上級者 | カーボンが苦手 |
シエロX1は「硬くて攻めた一足」
シエロX1のカーボンプレートはより硬く、ミッドソールも硬めです。安定性は低く、前足部で踏み込める走り方でないと持ち味が出ません。
一方のロケットX3は、同じカーボンでも許容範囲が広い作り。多少フォームが崩れても安定して走れます。
フルマラソンの後半はフォームが崩れます。崩れないことを前提にした1足は、崩れた瞬間に脚を削りにきます。サブ3を狙う力があっても、35km以降にフォームが保てない自覚がある方はX3を選ぶべきです。
シエロX1で脚が持たなかった方は、ロケットX3のほうが合います
マッハX3はカーボンではない
価格は約2万円で、ロケットX3より1万円安くなります。そのかわり重量は263gと、36gほど重い。
36gは数字で見ると小さいですが、フルマラソンでは両足で72g、約4万歩ぶんの差になります。記録を1分でも縮めたいならロケットX3、まずカーボンに慣れたいならマッハX3という分け方が現実的です。
カーボンそのものが苦手な方、接地感を大事にしたい方はマッハX3が向いています。レース本番で結果を狙うならロケットX3です。
耐久性は前作より落ちる
前作X2はDurabrasion Rubberという、すり減りにくい素材を使っていました。X3はSticky Rubberに変更されています。
| 素材 | 得意 | |
|---|---|---|
| 前作X2 | Durabrasion Rubber | すり減りにくい |
| X3 | Sticky Rubber | 濡れた路面でも滑りにくい |
雨のレースでは心強い変更です。そのかわり、すり減りは早くなる可能性があります。
レース用のカーボンシューズは、そもそも300〜400kmが寿命と言われます。練習で履き潰すと、本番までに反発が死にます。グリップ重視になったぶん、この傾向はさらに強まると考えておいたほうがいいです。
こんな人には向かない
ロケットX3はペースと技術を求めるシューズです。リカバリージョグやLSDで履いても、持ち味が出ないどころか脚に負担がかかります。
ゆっくり走るとロッカーもカーボンも仕事をせず、ただ不安定な厚底を履いているだけになります。私がマジックスピード4で怪我をしたのも、扱えるペースを超えて使ったからでした。
ロケットX3のカーボンは前へ跳ばす力より、横のブレを止める働きが中心です。つまり、速く走れるようにしてくれるのではなく、自分のスピードを最後まで落とさないよう支えてくれる1足。スピードを持っている人ほど返ってくるものが大きくなります。
- ジョグやLSDに使いたい方
- カーボンシューズが初めてで、まず試したい方
- とにかく軽くて跳ねるシューズが欲しい方
- 1足で練習もレースもまかないたい方
- カーボンを初めて試すなら、マッハX3から入るほうが失敗しません。価格も1万円安く、プレートも柔らかい素材です。
- 3万円を出して怪我をするより、2万円で脚を作ってから買い替えるほうが、結果的に安く済みます。
- 【まとめ】ロケットX3はこんな一足
- カーボン搭載で30,800円。前作より4,400円安い
- 反発はマイルド。そのかわり安定していて扱いやすい
- サイズはやや小さめという声が多いが、意見は割れている
- シエロX1より許容範囲が広く、フォームが崩れても走れる
- アウトソールはグリップ重視へ変更。雨に強いが、すり減りは早いかもしれない
- ジョグには向かない。レースとポイント練習専用
他社のトップモデルと数字で比べると、軽さでも反発でも譲ります。それでもこのシューズを選ぶ理由があるとすれば、最後まで同じペースで刻み切れることです。
フルマラソンは、速いシューズより30km以降も動けるシューズが結果を出します。跳ねないことを物足りないと取るか、最後まで脚が残ると取るか。そこが分かれ目です。
では、素敵なランニングライフを!




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