【レビュー】OpenMoveとOpenRunの違い|ランニングなら装着感で選ぶ!

オープンランとオープンムーブ違い

OpenMoveとOpenRunの違いって何だろう?
ランニングで使うならどっちがいいかな?

OpenMoveとOpenRunはスポーツモデルとして人気を集めていますが、スペックだけでは分からない大きな違いがあります。

その違いが、運動しながら音楽を楽しむために欠かせない装着感です。

せっかく気持ちよく走っていても装着感が悪いと、

  • 耳が痛い
  • 揺れてランニングに集中できない
  • 重たく感じる

ランナー歴12年の私がランニングで感じた装着感の違いを徹底解説します。

OpenRunの装着感

上下に揺れるランニングでも、OpenRunは全く揺れません。つけている感覚が全くない。

  • サングラスをかけていても痛くなりません。
  • 着けていることを忘れてしまう。
  • 肌触りがソフトな素材。

ランニングに集中できるので走ることと音を、同時に楽しめます。どんなに、スピードを上げてもイヤフォンを気にしたことは全くありません。

私はOpenMoveを2022年から2026年までの4年間使い、バンドの接続部分が折れたタイミングでOpenRunに買い替えました。

OpenMoveでも十分な方

価格差は6,000円。走る距離や使い方によっては、OpenMoveで十分すぎるほど満足できます。

  • 日常生活で使うのが中心。
  • 激しい運動は全くしない。
  • ウォーキング程度で音楽を楽しみたい方。
  • 30分以内の軽い運動で使いたい方。

軽い運動なら気になりませんが、30分以上走ったりすると痛みや重さが気になりました。

目次

OpenMoveとOpenRunの違い

スペックの違い

公式スペックの差はランニングをする上で大きくない!

違うのは価格と素材、充電方式の3つ。どれもカタログではその差を体感することはできません。

実際に使って初めて自分のスタイルに合っているのか、どのスペックが相応しいのか感じることができると思います!

項目OpenMoveOpenRun
価格(税込)11,880円17,880円
重量29g26g
素材硬めのプラスチックシリコンコーティング
連続再生6時間8時間
急速充電非対応10分で1.5時間
防水・防塵IP55IP67
音響技術PremiumPitch 2.0PremiumPitch 2.0+
サイズ展開ワンサイズ標準/ミニ
Bluetooth5.15.1
保証2年2年

重さの差はわずか3g

わずか3グラムの違いなので、実際にこの差はランニングや日常生活では体感できる差ではありません。

それよりも30グラムをきっていることがスポーツモデルとして二つとも相応しいですね。

素材の違い

ランニングをしているといろいろなこだわりができてきますが、素材ってすごく大事な部分、

衣服や体に密着する部分の感覚は意識したい所です。

シリコン素材とプラスチック素材の違いが日常生活やランニングに大きく影響する部分です。

急速充電の違い

OpenMoveを4年使っていましたが、急速充電が必要となった場面はそれほどありません。

むしろ、バッテリーの劣化もなく、バッテリー持続時間も十分なので大きな差にはならないかと感じています。

ただ、うっかり充電し忘れていた時は、急速充電のメリットを感じるでしょう。

3g差なのに別物の軽さ

3gしか違わないのに、OpenRunははるかに軽く感じます。

軽さを決めていたのは重さではなく、素材のほうでした。

OpenMoveは耳にあたる部分のプラスチックが硬く、走っているとその硬さが当たって痛いと感じることがありました。

一方のOpenRunはシリコンコーティングで、しなやかで肌ざわりがソフトです。触れた瞬間に素材そのものが違うとわかります。

OpenRunは耳にかかっている感覚がありません。つけていることを忘れてしまうくらい、存在感を感じさせません。

あとから探してしまったことが何度もあります。

揺れないOpenRun

走っている間、OpenRunはまったく揺れません。

OpenMoveは走ったときの上下動に反応して、イヤホン自体も一緒に上下に揺れます。走っている間じゅう「イヤホンをつけている」という感覚が消えません。

この揺れは「気になって走れない」というレベルではありません。OpenMoveだけを使っていた4年間、不満を持ったことはありませんでした。

ですが、OpenRunをつけてからこの違いの大切さが明確!

つけていない感覚が、ランニングではこんなに大事だったのか。

両方をつけた人にしかわからない感覚

軽さは同じだけど、全く揺れないので走ることへの集中が途切れなくなります。カタログの数字には出てこない部分です。

耳の痛みはゼロ

OpenRunに替えてから、耳の痛みは完全になくなりました。

OpenMoveでは、30分ほど上下動のあるランニングをすると耳が痛くなっていました。硬いプラスチックが同じ場所に当たり続けるからだと思います。

長い距離を走る人ほど、この差は大きく感じる部分だと思うので、長距離や長時間使う方なら大事にしたい部分。

メガネ・サングラスとの相性

メガネもサングラスも、OpenRunなら痛くなりません。

私はメガネをかけています。走るときはサングラスもかけます。

耳のまわりに何本もモノがかかる状態です。

OpenRun:サングラスはメガネよりツルが太いのですが、それでも装着感を感じることなく使えています。不快さはまったくありません。

OpenMove:やや耳にのしかかっている感覚がありました。とくに走ったときに耳まわりが落ち着かない印象です。

私は耳が小さいほうなので、そのぶん差が出やすい面はあります。それでもメガネと併用するならOpenRun。硬いプラスチックとシリコンの差が、ここでもはっきり出ます。

汗と雨への強さ【IP55とIP67】

水や汗への強さは、OpenRunのほうが上です。

  • OpenMove:IP55 生活防水。汗や小雨は大丈夫
  • OpenRun:IP67 防塵・防水の等級が上。激しい運動や悪天候に対応

OpenRunは名前のとおりスポーツ専用モデル。夏場の大量の汗や、雨のなかを走る機会がある人にとっては、この等級差が安心感につながります。

バッテリーと充電の差

数字は2時間違いますが、ランニングや日常ではその差は実感しない。

連続再生はOpenMoveが6時間、OpenRunが8時間。OpenRunは10分の充電で1.5時間使える急速充電にも対応しています。

ただしランニングだけに使うならOpenMoveの6時間で足ります。フルマラソンを走り切っても、まだ余ります。

私は4年間、バッテリーで困ったことが一度もありません。

走るときと、朝の1時間ほど。この使い方だと6時間でも8時間でも違いが出ません。数字は倍近く違っても、実際の生活では差を感じない項目です。

差が出るのは、会議や作業で一日中つけっぱなしにする使い方。あとは充電を忘れたまま走りに出たいとき、10分挿せば1.5時間走れる急速充電が効きます。

音質はほぼ同じ

私は音質の違いをはっきり感じ取れませんでした。

OpenRunにはPremiumPitch 2.0+という技術が入っていて、低音がより深く、音量も大きくなると説明されています。

音にこだわりのある方なら差を感じる可能性はあります。ただし音質のために6,000円を出す価値はありません。OpenRunを買う価値はフィット感のほうです。

音質にこだわるなら、上位モデルのOpenRun Pro 2があります。

DualPitchという技術を使い、スペック上は音質が上がります。再生時間も12時間に伸びて、価格は27,880円。

ただしPro 2は防水がIP55。OpenRunのIP67より下がります。汗をかきやすい人や、雨でも走る人は、音質よりこちらを優先したほうが安心です。

共通の弱点【音量】

OpenMoveもOpenRunも、音量を最大にしてもそれほど大きくありません。

骨伝導は耳の穴をふさがない作りなので、外の音がそのまま入ってきます。少しはさえぎってくれますが、聞き取りにくくなる程度です。

騒がしい場所で音楽に没頭したい。
この用途なら、OpenMoveもOpenRunもどちらも向いていません。カナル型のほうが適しています。

耳を塞がないという最大の長所が、そのまま弱点にもなります。構造上、どうにもならない部分です。

音漏れは気になる

屋外を走っているぶんには、音漏れは気になりません。

ただし音量を最大にして電車に乗るのは周りに聞こえますので注意が必要です。

静かな場所で音量を上げたときだけ注意が必要になります。

Shokz共通の使いやすさ

Shokzは2機種とも、日々の使い勝手がよくできています。

アナウンスがすべて日本語
「バッテリーが切れます」「充電は残り〇%です」と日本語で教えてくれます。シンプルに嬉しい。

ペアリングがとにかく楽
ボタンひとつで接続先を切り替えられます。他ブランドのイヤホンも持っていますが、接続の切り替えはShokzが一番です。

毎日使うものだけに、この扱いやすさは想像以上に効いてきます。

OpenRunのサイズは2種類

OpenRunには標準とミニの2サイズがあります。

ミニはバンドが21mm短く、頭が小さめの方に合わせた作りです。

OpenMoveはワンサイズのみ。「つけたときに少し浮く」「後ろがあたる」という悩みは、OpenRunのミニで解決する可能性があります。

日常使いで分かった骨伝導

私は走るとき以外にも使っています。毎朝1時間ほど、身支度をしながらYouTubeやTVerを流し、家事もこなす。いわゆる「ながら聴き」です。

子どもの声に反応できる

家事をしながらでも、子どもの声かけにしっかり反応できます。

耳をふさいでいないので当然ではありますが、骨伝導のいちばんの強みです。

カナル型だと「お父さん聞いてる?」が聞こえません。子育て中の家庭では、これだけで価値があります。

骨伝導の正体【集中と聞き取り】

骨伝導は、外の音と音楽の両方に集中することはできません。

  • 子どもの声も拾えるように音量を下げると、音楽が聞き取りにくい
  • しっかり聴こうと音量を上げると、音漏れする

ただし、両方をしっかり「聞き取る」ことはできます。

この違いが、骨伝導を買うかどうかの分かれ目になります。

ランニングでは、これが最適です。
外の音がしっかり聞き取れる。車も自転車も後ろからの足音も分かる。安全面でこれ以上のものはありません。

日常では、音に全集中はできません。
そのかわり、家事や育児をしながら音を楽しめます。「ながら」のための道具であって、「没頭」のための道具ではない、ということです。

ここを知らずに買うと「思ったより聞こえない」となります。最初から「ながら用」と割り切れば、これ以上に便利なものはありません。

4年使ったOpenMoveの寿命

オープンムーブ耐久性

壊れたバンド

4年目にバンドの接続部分が折れました。

4年間、壊れる心配などまったくしていませんでした。製品の不具合ではなく、私が雑に扱ったせいです。

音が出なくなったわけでも、充電できなくなったわけでもありません。折れたのは耳にかける部分とバンドをつなぐ接続部分です。

骨伝導イヤホンは耳に入れず「かけて」使う構造です。だから接続部分が折れると、音は問題なく出ていても頭に固定できなくなり、一瞬で使えなくなります。走ることはもうできません。

壊れるとしたら、音やバッテリーではなくバンドの接続部分。カバンに無造作に放り込む扱いを避けるだけで、寿命はかなり変わります。

劣化しないバッテリー

4年間ほぼ毎日使っても、バッテリーの持ちは落ちませんでした。

充電の回数も、買った当初と最後まで変わりません。「1年でへたった」「すぐ充電が必要になった」という劣化とは無縁でした。

イヤホンは消耗品という印象があります。ただしOpenMoveのバッテリーに関しては、4年使った実感として不安を感じる必要はありません。

つまりOpenMoveの寿命を決めるのはバッテリーではなく、物理的にどう扱うかです。

ランニングで使うならどっち?

OpenMoveで十分な人

  • 走る時間が30分以内の人(耳が痛くなる前に終わる)
  • ウォーキングや通勤など、上下動の少ない使い方が中心の人
  • 骨伝導を初めて試す人。自分に合うか分からない段階で18,000円は重い
  • とにかく価格を抑えたい人(6,000円の差は小さくありません)

私自身、OpenMoveを4年間使って不満はありませんでした。OpenRunを知らなければ、今も満足して使っていたと思います。

OpenRunを選んで欲しい人

  • 30分以上走る人。
  • マラソン大会やロング走をする人
  • 走ることに集中したい人。
  • 汗をかきやすい人、雨でも走る人(IP67)
  • 頭が小さめで、フィット感に悩んだことがある人(ミニサイズがあります)

音質を理由にOpenRunを選ぶ必要はない

6,000円の差額が返ってくるのはフィット感。そこに価値を感じるかどうかが判断の分かれ目になります。

使う場面ごとの選び方

私が実際に使っている場面で整理します。

使う場面おすすめ理由
30分以上のランニングOpenRun耳の痛みと揺れで差が出る
30分以内のジョギングOpenMove差が出る前に走り終わる
メガネ・サングラス併用OpenRunのしかかる感覚がない
家事・育児をしながらどちらでも上下動が少ないので差は小さい
通勤・通学どちらでもただし音量を上げると音漏れ
朝の身支度・ながら聴きどちらでも1時間程度ならバッテリーも十分
一日中つけっぱなしOpenRun8時間+急速充電が効く
汗が多い・雨でも走るOpenRunIP67で防水等級が上
騒がしい場所で没頭したいどちらも不向きカナル型が適している

【まとめ】OpenMoveとOpenRunの違い

4年使ったOpenMoveと、買い替えたOpenRun。両方を走って使った結論です。

  • 重さの差はわずか3g。なのにOpenRunは別物のように軽く感じる
  • 理由は重さではなく素材。硬いプラスチックとシリコンの差
  • 決定的な差は揺れないこと。つけている感覚が消える
  • 耳の痛みはOpenRunで完全にゼロになった
  • 防水はIP55→IP67。汗と雨への強さが違う
  • 音質の違いは感じなかった。低音目当てなら買う理由にならない
  • 両方とも最大音量が控えめ。騒がしい場所で没頭したい人には向かない
  • OpenMoveは4年使ってもバッテリーは劣化しなかった。壊れたのはバンドの接続部分

走る時間が30分を超えるなら、OpenRun。
まず骨伝導を試したいなら、OpenMove。

どちらを選んでも、耳を塞がずに走れる安全性は変わりません。周りの音が聞こえるというだけで、ランニングはずいぶん安心できるものになります。

走る時間は、本当の一人時間

家族がいると、一人の時間はなかなか取れません。

買い物に出ても周りには人がいる。出かければ、意外と心理的に疲れる。完全に一人になれる時間は、実はほとんどない。

でもランニングは違います。

心も体も、すべてを開放できる本当の一人時間です。

そこに大好きな音楽やYouTubeがあると、一番贅沢な時間を手に入れた気分になります。私は走りながらAmazon Musicを聴き、朝のウォーキングでは好きな配信者のYouTubeライブを聴いています。定時に配信されるので、その時間を楽しみに歩き出します。

だからこそ、イヤホンが存在感を出してはいけない。

耳が痛い。揺れる。ずれてくる。そのたびに意識が現実へ引き戻されて、せっかくの一人時間が削られていきます。装着感を感じさせないこと、不快にさせないこと、存在を消すこと。地味ですが、ここがいちばん大事な部分です。

走り出して10分もすれば、私はもうイヤホンのことを忘れています。あるのは、音楽と、自分の足音と、風の音だけです。

子育て中の人にとって、一人時間ほど大事なものはありません

その時間を守るための道具として選ぶなら、答えは自然と決まります。

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